
善通寺の裏山にあるお椀をふせたような山です。標高153.2m。「多度郡屏風浦善通寺之記」には「香色山は秋の黄葉になぞらへ…名つくとみへたり」とありますが、現在の山腹はアカマツに覆われています。頂上には佐伯直遠祖の神と刻んだ石廟(せきびょう)があり、かたわらに京極家の寄進である不動明王と愛染明王の石像があります。石像の背面には、江戸時代にこの場所で経塚(きょうづか)が発見された際の記録が克明に記されています。
経塚とは、仏教の末法思想を恐れた僧侶や貴族が釈迦の教えを後世に守り伝えるため、写経した経巻などを聖地に埋蔵した遺跡です。平成7年(1995年)に発掘調査が行われ、弥生時代の石棺墓群と共に、複数の経塚が確認されています。特に1号経塚は平安時代後期のもので、全国で唯一の上下2段構造(2世代用)であることが判明し、県の史跡に指定されています。
山頂からの眺めは素晴らしく、展望所からは善通寺市街から丸亀平野、瀬戸内海の島々から対岸の岡山まで見渡すことができます。
頂上にもベンチがあって楽です
善通寺には香色山という小さめの山があり、その山は2つの登り方があります。ひとつはミニ88ヶ所です。88のお地蔵さんがあって、それに従って香色山の山道を一周します。2つめは頂上まで登れることです。頂上まで一気に登ると疲れるので、途中にベンチがいくつかあります。頂上にもベンチがあり、楽です。いつも秋になると、おばあちゃんとドングリを拾いにいきます。頂上まで登ると、決まってベンチに座ります。その時いつも「ベンチがあるから楽なんだ」と思います。 |
| ■所在地 |
|
善通寺市善通寺町1050-1
JR善通寺駅から歩いて約20分。
総本山善通寺の駐車場の前、五智院から上る登山道がある。 |
 |
|
|