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善通寺市デジタルミュージアム 出釈迦寺

ページID:0000703 更新日:2013年12月4日更新 印刷ページ表示

出釈迦寺

善通寺市デジタルミュージアム

出釈迦寺写真

我拝師山(がはいしさん)の山裾にあるのが、四国霊場88ヶ所73番札所の出釈迦寺(しゅしゃかじ)です。我拝師山求聞持院(ぐもんじいん)と号し、金剛峯寺(こんごうぶじ)の末寺になります。本尊は弘法大師の作になる釈迦如来で、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)も安置されています。
 我拝師山は昔、倭斯濃山(わしのやま)といわれていました。寺のいい伝えによれば、弘法大師が真魚(まお)と呼ばれていた7歳の時にこの山で修業をつみ、「私は仏門に入って多くの人を救いたい。この願いが叶うのなら、釈迦如来よ、現われたまえ。叶わないのならば、命を捨て諸仏にこの身を供養として捧げます」と断崖絶壁から身を投げました。すると釈迦如来が天女を連れて現われ、幼い大師は天女に抱きとめられて崖の上に返されたそうです。弘法大師は四国霊場88ヶ所をつくられる時に思い出のこの山に登り、釈迦如来を自ら刻み寺を建立して出釈迦寺と名づけ、山の名を我拝師山と改めました。
 300年ほど前までは山頂が札所になっていましたが、今は麓(ふもと)にあります。現在の建物は大正9年(1920年)に建てられたものです。境内の南に、大師が身を投げた「捨身ヶ岳(しゃしんがたけ)」を参拝する場所があります。

所在地

吉原町1091
曼荼羅寺から南へまっすぐ歩いて約5分。

出釈迦寺地図