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善通寺市デジタルミュージアム 阿瀬の地蔵
阿瀬の地蔵
善通寺・詫間線から北へ入り、春日神社の前の道をさらに北に進むと、阿瀬の地蔵があります。
高さ約2mの檜材の寄木造(よせぎづく)り、作者は不明ですが鎌倉期以降の作といわれています。由来については、弘田町下所の入江氏が阿波の国から招来安置した説と、天霧山城主・香川氏の配下である入江一馬氏が関連した説の2つがあります。何度も彩色されているのでしょう、本来の面影が損なわれているのが惜しまれますが、仏像の価値は高く、地蔵と地神(土地の神様)信仰が結合した近世の地蔵講のことをよく伝える貴重なものです。現在ではコンクリートの覆屋(おおいや)に保護され、桜の木も植えられています。
所在地
弘田町1464
市営野球場から歩いて約10分。
周辺の道は狭いので車で行くのは要注意。