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善通寺市デジタルミュージアム 牛穴

ページID:0000721 更新日:2013年12月4日更新 印刷ページ表示

牛穴

善通寺市デジタルミュージアム

牛穴写真

大地蔵から北へ進み、高速道路の下をくぐり、みかん畑の中を山にむかって歩いていくと牛額寺(ぎゅうかくじ)があります。「獅子山遍照院(ししざんへんじょういん)牛額寺」といい、善通寺の末寺です。日本紀略によれば、弘仁9年(818年)、讃岐国多度郡にひとつの身体に2つの頭がある子牛が生まれた、とあります。また寺には、境内に牛穴と呼ばれる洞穴があり、白方村大久保(多度津町)まで通じていて、霊牛が出入りするなど不思議なことがよく起きたという伝説があります。
 この牛額寺は、もともと現在の場所ではなく、北の山際にありました。今でもその場所には「牛穴」の跡が残っています。牛額寺跡の薬師堂もあり、今ははっきりと見えませんが、牛穴の下には磨崖仏(まがいぶつ)が彫られています。また、多度津町の奥白方大久保の山中に、まるで山を挟んで牛穴と対するような風穴があるといわれており、付近には霊験な雰囲気が漂っています。

所在地

碑殿町月信
吉原大池から高速道路をくぐってみかん畑の山にむかって歩く。
大地蔵から歩いて約6分。
月照・信海像の西側。

牛穴地図