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善通寺市デジタルミュージアム 大川酒店・大川邸
大川酒店・大川邸
本郷通りの南側に、どっしりとした構えを見せる大川酒店は、明治34年(1901年)頃に建てられました。木造2階建て。波の棟飾(むねかざ)り、正面および東側の鏝絵(こてえ)が描かれた漆喰壁(しっくいかべ)がみごとです。ここで「清酒五岳」を造り始めたのは大正12年(1923年)で、屋敷内には精米所や醸造蔵もありました。
大川酒店の西側に、木造2階建て瓦葺きの洋風建築があります。これは大川酒店の応接間として使われていた新屋で、昭和12年(1937年)に建てられました。伝統的な和風建築の母屋としゃれた西洋館が隣り合い、当時の大川酒店の勢いのほどをうかがわせます。
所在地
上吉田町3-7-20
JR善通寺駅から本郷通りを歩いて約13分。
この周辺には古い家並みがあちこちに残っている。