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善通寺市デジタルミュージアム　善通寺伽藍并寺領絵図（一円保差図）

ページID：0000754 更新日：2013年12月4日更新印刷ページ表示

善通寺伽藍并寺領絵図（一円保差図）

善通寺市デジタルミュージアム

善通寺伽藍并寺領絵図（一円保差図）写真

　国指定重要文化財の絵図で、鎌倉時代後期の徳治2（1307）年に作成されました。善通寺の伽藍および周辺の寺領が描かれています。絵図は水墨で山々の形や村の様子などが細かく描写されており、技量的にも専門の絵師が大和画の技法で作成したと考えられています。南が上になっており、東側には善通寺の境内や条里で区画された田畑が、西側には八幡山（現在の駐車場）、香色山をはじめとする五岳の山々が詳細に描かれていますが、曼茶羅寺周辺は簡略化されています。上側には有岡大池も記されています。