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善通寺市デジタルミュージアム 善通寺 涅槃桜
善通寺 涅槃桜
早春のお遍路さんをやさしく迎えるように、独特の甘い香りを漂わせて咲く珍しい桜の木が善通寺にある。この桜はソメイヨシノよりも早く3月上旬から中旬に開花し、お釈迦様が入滅した涅槃会(3月15日)頃に満開となることから「涅槃桜」と呼ばれている。
この桜は昭和48(1973)年の弘法大師生誕1200年祭を記念して植えられたもので、善通寺に春を告げる花として、毎年たくさんの人を楽しませてくれる。宝物館近くの桜は一般には立ち入りができない場所にあるが、境内東側の川沿いから見ることができる。
所在地
善通寺町3-5
JR善通寺駅から歩いて約20分。
総本山善通寺の誕生院(西院)にある宝物館の西側通路にある。
弘田川沿いからも見ることができる。