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善通寺市デジタルミュージアム 鷺井神社
鷺井神社
以前には青龍明神や青龍大権現と呼ばれ、弘法大師が唐から戻ってこられた後に創建された寺が始まりと言われています。現在の祭神は少彦名命。この社の100mほど東に「鷺井」と呼ばれる泉の跡があります。伝説によると、平安時代の仁寿元(851)年、片羽が傷ついた青い鷺がこの地に降り立ち、3日3晩の間、傷を癒して飛び立った後に湧き出したとも、3日3晩の間、雨が降った後に湧き出したとも言われています。弘法大師の勧進により唐の青龍寺の青鷺泉にあやかり「鷺井の泉」と名付けられました。戦国時代には、領主香川信景の子・頼景がこの水で眼病を治したことから、多くの人の信仰を集めました。残念ながら現在は埋まってしまい、水が出なくなっています。
所在地
吉原町1705
善通寺・詫間線を吉原郵便局の前を西へ、日誠産業の角を北へ。
境内には青龍古墳がある。