王墓山古墳
王墓山古墳
 大麻山麓の大池の近くにあるこの古墳は有岡古墳群の中央部にあります。首長の墓と考えられる古墳が集まっていて、国の指定史跡になっています。6世紀半ばにつくられたこの古墳は前方後円墳。横穴式石室を持ち、石室からは土器類、装飾品、武具・馬具類などたくさん出土しています。中でも大和政権の時代、地方豪族に渡したという金銅製冠帽(写真)や銀象嵌をほどこした鉄刀が出土しています。
宮が尾古墳
宮が尾古墳
 有岡古墳群の一つでもあるこの古墳は、6世紀後半につくられた古墳で、両袖式横穴式石室になっています。昭和40年頃この古墳の壁面には線刻画が描かれていることが分かりました。このような、装飾古墳は全国でも珍しく、2体の武人像、人物郡、馬にのる人物、舟団(写真)などが線刻されています。全国的に注目されている壁画がある古墳です。
野田院古墳
野田院古墳写真
 大麻山山頂に向かって上がっていくと古墳があります。3世紀後半につくられた国内最古級の前方後円墳として、注目されています。前方部は盛り土をした後に表面に石を置き、後円部は石だけを積んでつくった「積石塚」。平成9年に竪穴式石室の他にもうひとつの石室が発見され、ガラス玉や鉄剣・土師器などが出土されました。古墳周辺から壷形土器が数多く出土し、弥生時代の特徴をもっていたことからこの時代の古墳として考えられいます。
岡古墳群
岡古墳群
 善通寺市立南部小学校近くの地蔵池を過ぎた所の信号交差点から大麻山を上がって行くと岡古墳群があります。この古墳は6世紀末から7世紀初めにかけて築造されましたが、戦争中の開墾で、多くあった古墳を古墳とは知らず壊してしまったとのことです。自然がいっぱいの中の古墳群を一度ゆっくり探索してみてはいかがでしょうか?
永井清水
永井清水
 善通寺は、出水や湧き水が多いところですが、ここ永井清水と呼ばれているところはその昔、お殿様の「お茶屋」と呼ばれる休憩所があり、ところてんの名所でもあったと言われています。住宅街の一角にあり、当時は社交の場として子供からお年寄りまで集い、人々の心をなごませていたようです。今では、下流一帯の水田に水を送っています。また、地元の人達は、時々野菜を洗ったり生活用水としても使っています。
二頭出水
二頭出水
 善通寺第一高等学校の近くの線路を過ぎると右手に公園があります。水辺まで降りられるので、色とりどりの泳いでいる鯉を見ることができます。足を浸けると、出水なのでとても冷たいです。昔の人は、水の出るところは人が集まる場所として、井戸端会議が盛んだったにちがいありません。今の時代は、公園としても整備され癒しの場所となっています。
内 湧
内 湧
 善通寺大通りを11号線の方に向かって行く途中に仲村城跡があります。仲村城跡内に内湧と呼ばれている出水があります。鎌倉時代から湧き続けているこの出水は、当時、近所の主婦が集まって洗濯などしたり、おしゃべりなどの社交の場となっていました。やはり水源のあるところは、人も集まるところ・人の心をなごますところだったといえるでしょう。今は、コンクリートブロックできれいに整備され、鯉がゆうゆうと泳いでいます。