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ドクターからのアドバイス(補聴器について)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月30日更新

ドクターからのアドバイス(補聴器について)

耳鼻咽喉科 小野医院 小野一郎先生

人間だれでも、ある程度の年齢になると聴力が低下します。高い音域から徐々に進行するため、軽度の難聴では本人に自覚がなく、家族や友人に指摘されて初めて気づくことも多いようです。病気による難聴は治療により治ることもありますが、加齢による難聴は治すことができません。加齢(老人)性難聴の対策としては、補聴器を使用して聞こえの悪さを補う方法しかありません。

補聴器には、耳あな型、耳かけ型、ポケット(箱)型、メガネ型などがあります。一番普及しているのは、耳あな型で外耳道に収まるため、周りの人に気づかれにくくなっています。雑音がしたり、金属音や甲高い声が響いたりするなどの問題点も、デジタル化されたことにより改善されてきています。視力が悪くなると、多くの人がすぐにメガネなどの対策をとりますが、聴力が低下してもすぐに補聴器を使用する人はあまりいません。難聴が原因のコミュニケーション障害による社会からの孤立を防ぐためにも早期の対策が必要です。

補聴器を購入するときの注意点ですが、高い買い物ですので、補聴器専門店で納得いくまで試聴した上で選ばれるのをお勧めします。新聞広告などで、集音器が宣伝されたりしていますが、あまりお勧めできません。値段は安いのですが、個人の聴力に合わせて調整されていないため、満足する結果が得られないことが多々あります。難聴のタイプは人により千差万別です。補聴器もメガネと同様に個々に調整することによりその効果を最大限発揮することができるのです。

 



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