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ドクターからのアドバイス(頭痛について)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月30日更新

ドクターからのアドバイス(頭痛について)

西山生々堂医院 西山敬萬先生

頭痛は、よくある症状であり、皆様も経験されていると思います。多くは心配のない病気ですが、中には、正しく診断・治療することが必要な病気も含まれています。

1.突然の発症

危険な頭痛を疑うサインの一つで、くも膜下出血が最重要で、頭痛発症の瞬間を記憶している場合はくも膜下出血が強く疑われます。その他脳出血、脳静脈血栓症、未破裂欠陥奇形、椎骨脳底動脈乖離(ついこつのうていどうみゃくかいり)、下垂体卒中の可能性があります。

2.急性発症(数時間で激しくなるもの)

急性発症の頭痛にも危険な頭痛が隠れています。この場合、随伴症状がヒントになります。頭部外傷を伴っていれば、急性硬膜外血腫、髄膜刺激症状や発熱があれば髄膜炎、神経脱落症状があれば脳卒中が疑われます。

3.亜急性発症(数週間から数ヶ月単位のもの)

亜急性発症の頭痛も多く、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、副鼻腔炎が代表的な病気である。

4.慢性頭痛

成人は緊張性頭痛、片頭痛の頻度が高いので低髄圧では姿勢による変化を確認しておきましょう。

頭全体の頭痛では緊張性頭痛、片頭痛、アルコール摂取に伴う二日酔いなどが多く見られます。しかし、髄膜炎、一酸化炭素中毒、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫の可能性もあります。

片側性の頭痛では、片頭痛が多いのですが、側頭動脈炎の鑑別も必要となります。前頭部痛では片頭痛と副鼻腔炎が多いようですが、緑内障を疑う必要があります。後頭部痛には、そのほかの緊張性頭痛、変形性頚椎症、後頭神経痛があります。

副鼻腔炎では、前屈位をとると、眼窩付近に痛みを感じます。脳腫瘍の頭痛は、前屈位、咳、くしゃみで胸腔内圧を上げると、吐き気、嘔吐を伴い、数ヶ月の経過で悪化します。



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