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【10月号特集企画】乃木館の魅力

ページID:0047182 更新日:2020年9月17日更新 印刷ページ表示

【10月号特集】乃木館の魅力

乃木将軍がいた部屋をそのまま

1898年(明治31年)に竣工した旧陸軍第11師団司令部の建物で、初代師団長であった陸軍大将・乃木希典にちなんで『乃木館』と呼ばれています。

乃木館では2階が一般公開されており、旧陸軍や自衛隊の資料を見学することができます。(見学を希望する方は事前に善通寺駐屯地司令職務室へ予約が必要です。電話:0877-62-2311)

乃木館

歴代の写真
歴代の師団長の写真が飾られた部屋もあります。

 2階にある【乃木記念室】は、乃木将軍が明治31年から2年8か月の間、師団長として執務に使っていた部屋があり、当時の机や椅子がそのまま保存されています。執務室は、当時冷暖房設備がない時代なので南側に造られていたり、風通しを良くするために窓も大きいものが設置されるなど、師団長へ配慮が感じられます。

 質素倹約を信条としていた乃木将軍は「師団長のいすなど座れたらよい!」とシンプルな椅子を用意させたり、「部屋に絨毯などぜいたくだ!」と敷いたばかりの高級な絨毯を剥がしたなど、随所に師団長の人柄も感じることができます。

乃木記念館(乃木館2階)
乃木記念館(乃木館2階)

初代師団長の乃木将軍が使用していた椅子(奥側)
初代師団長の乃木将軍が使用していた椅子(奥側)

貴重なものも見学できます

館内では、有名な水師営の会見の写真や陸軍の歴史、戦車なども見ることができます。

歴代の写真 写真一覧 乗り物

『ルネッサンス様式』で造られたおしゃれな洋館

 乃木館は『ルネサンス様式』で造られており、随所に建物の美しさも感じることができます。窓一つでもほとんどが上下に動かすように統一されて造られています。

内装 内装
内装 内装

令和3年12月で一時閉館(予定)、この景観は今しか見られない!

 乃木館は令和3年12月(予定)に復元・改修工事のため、一時閉館となります。約5年間の工期を終え、令和8年4月頃に再び一般公開が予定されています。

 復元・改修工事後、カイヅカイブキはなくなってしまう予定なので、『乃木館』と『カイヅカイブキ並木』を同時に見ることができるのはあと少しの期間だけです。 

外観の写真