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7月1日(土曜日)に市立図書館主催で、講演会イベント「科学って楽しい!」が開催されました。講師は、大ベストセラー『空想科学読本』の著者、柳田 理科雄(やなぎた りかお)先生。市立図書館でも子ども向けの『ジュニア空想科学読本』は大人気です。当日は科学に興味のある子どもたちとその保護者24組が参加しました。
柳田先生は、マンガやアニメの世界の出来事が、現実に起きたらどうなるのかを、日々、真面目に科学的に考えています。
アンパンマンは一体何人のお腹をいっぱいにできるの?
あの顔はどのくらいの重さがある?
それを投げているキャラクターは、実はお相撲さんよりも力持ち!?
いつも楽しんで見ているお話を科学的視点から解明すると驚くことばかりで、参加者は「ええ〜!」と声を上げてびっくりしていました。
科学は「あれ?へんだな」の答えを探すことから始まる、と先生は言います。その時は答えが出なくても、楽しみながら考えることで、いつか答えに辿りつくこともあります。『学ぶ』きっかけに気づかされた講演会でした。
イベントでは、講演会のほか、風船をつかった静電気の実験と先生のサイン会が開催され、子どもはもちろん、1996年発行の『空想科学読本』を愛読していた保護者の皆さんも楽しんでいました。