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市民の方から情報提供がありました。「金倉寺に『ジャカランダ』という珍しい木が植えられていて花が咲いている。」とのこと。調べてみると、ジャカランダはむらさき色の花が美しい南米原産の花木で、カエンボク、ホウオウボクと並び世界三大花木にも数えられるそう。
さっそく金倉寺を訪ねると、境内にある土俵の隣に高さ5メートルほどの木があり、特徴的なむらさき色の花を咲かせていました。近くで見るとラッパのような形の花がブドウのように房状についています。花も葉も大きくてゴージャス。どこか異国の雰囲気を漂わせています。
お寺の方にこの木が植わっている経緯をたずねたところ、ご住職の奥様が国外でジャカランダを見かけ、戻って来てから国内で求め植えたとのこと。きれいな花が目をひくのか、ご参拝の方から「何の木ですか?」とたずねられることもあるそうです。
一般的な花期は5月下旬から6月にかけて。珍しい花はお寺に訪れる人々を楽しませてくれています。