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7月3日(水曜日)、 JA香川県善通寺西支店の集荷場に四角いスイカがズラリ。観賞用として人気の高い四角スイカの出荷が始まりました。生産者の人たちは一つひとつ表面を確認したあとシールを貼り、四角いスイカがぴったりと収まる箱に丁寧に詰めていました。
初出荷にあたり、 JA香川善通寺西瓜部会の山下敏行部会長は「今年は3月の長雨で土壌の準備が遅れたうえ、5月の突風で最初に付いていた実が傷つき摘果を余儀なくされたため、例年より1週間~10日遅れの出荷となった。しかし、風雨が過ぎた後に気を取り直して作った出荷分の品質には太鼓判を押せる。」と胸を張りました。
今年は筆岡小学校の児童も集荷場に見学に訪れており「四角スイカはどうやって作るんですか?」「年間スケジュールは?」など生産者に質問を投げかけていました。「四角スイカを作るやりがいは何ですか?」という質問に対し、山下部会長は「手を抜かずコツコツ作らないといけない。だけど、そうやって作ったスイカがきれいに出来ていたら大変うれしい。」と顔をほころばせました。
今年はあと2回集荷を行い、合計約400個を出荷予定です。