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文化庁が主催する芸術鑑賞・体験推進の事業を活用し、2名の能楽師を講師に招いて能楽体験が行われました。
セリフに節をつける謡の体験では、三保の松原の天女伝説を題材にした演目『羽衣』のセリフに挑戦。昔の言葉遣いや独特なリズムを楽しみながら、児童らは大きな声を体育館に響かせました。
他にもすり足の動きを教わったり、顔に能面をかけたり、また『能舞台の背景が松なのは、どの季節のお話でも使える常緑樹だから』など、舞台の知識も学びました。
最後に、プロの能楽師が演じる『羽衣』の一場面を鑑賞。誰もが真剣な表情でお芝居に見入っていました。本物の芸術を肌で実感した児童は「声がぶるぶると響いていた。」と感想を述べました。