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9月から10月の全3回にわたり、小学5・6年生を対象にしたSTEAMプログラムが実施されました。
今回、化石ロボットの試作モデルとして再現する古代生物は、デボン紀に生息していた『ケファラスピス』です。児童たちは、現代の生き物と過去の生き物との違いを学び、水中を泳ぐ化石ロボットの操縦体験をするなど、いろいろな視点から絶滅した生き物についての知識を深めました。その後、ケファラスピスがどのような場所でどのような暮らしをしていたのか想像しながら、色や模様を施し、試作モデルを完成させました。
また最終日には、約6000万年前の土砂から琥珀を掘り出すワークショップも実施。次々と小さな琥珀の粒が見つかり、本物の化石発掘体験に児童は目を輝かせました。 「古代の生き物がどのように泳いでいたのか知りたくて参加した。」と話す児童は、「実物の化石やレプリカを見て、表面や構造をより具体的に想像できた。今度はプログラミングにも挑戦したい。」と意欲を見せました。