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赤羽刀和泉守来金道の特別展示について(郷土館展示)

ページID:20250127 更新日:2025年1月27日更新 印刷ページ表示

善通寺市所蔵赤羽刀を郷土館特別展示スペースにて展示しております。

赤羽刀

赤羽刀(あかばねとう)

赤羽刀とは第二次世界大戦後の1945年(昭和20年)9月、日本の武装解除の一環で連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)に接収された後、文化財として返却され、全国の公立博物館等に無償譲渡された日本刀の通称です。
このときの武器回収で集められた全国の武器は、日本刀が897,789振、槍類144,407本、軍刀239,160振、銃剣582,106丁におよびます。
そのうち、関東および東海地方の民家から接収された20万口を越える刀剣類は、当時東京都北区赤羽にあったアメリカ陸軍の第8軍兵器補給廠に集められました。
この保管された場所の地名が「赤羽刀」の由来です。

1947年(昭和22年)に、関係者の努力により美術的価値の高い刀剣類約5600口が日本に
返還され、その後、元所有者への返還が始まりました。
1999年(平成11年)、なお国の所有に残ったもののうち3209口が、広く公開・活用を図るため、
転売せず一般公開することを条件に全国191の公立博物館に無償譲与されました。

本市郷土館も譲渡をうけた一館で、6振の刀を所蔵しております。
今回はそのうち一振を展示します。先人達の努力で伝世された刀をじっくりご覧ください。​