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総本山善通寺のなかに飾られている動物(鬼も含む)をまとめました。
↓象です。意外と象の飾りはたくさんあります。
↓鳳凰の飾りも多いです。
伽藍のなかには、十二支が隠れています。
飾りが破損していますがこれが辰です↓
これも飾りが破損していますが羊です。↓
ここからが「さる」、「とり」、「いぬ」です。
余談ですが、滝沢馬琴によれば、桃太郎が鬼が島に連れて行った動物は鬼門(丑寅)の逆にいる動物たちということです。鬼のイメージといえば、角と虎の革模様の腰巻ですが、これは鬼門の動物の象徴とされています。つまり、「丑」「寅」です。桃太郎のお供は「猿」「雉(とり)」「犬」なので、鬼門の逆側というわけです。
ただし、この話をまじめに考えると、鬼門の真逆は「ひつじ」と「さる」なので、「なぜ桃太郎は羊をつれていかなかったんだろう・・・」と思ったりもします。
↓意外とこの犬がラブリーです。
同じ場所の飾りは12を超えており、当然ながらのこりの部分を埋めるべく飾りを付け加えています。なぜかのこりはすべて鳥です。
以上、細かく見ていくと、今まで以上に見どころが多いことに気づくと思います。
ぜひ訪ねてみてください。