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非核平和都市宣言

ページID:0055750 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示
 善通寺市は、非核三原則を堅持するとともに、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を訴え、将来にわたって平和行政を推進していくため、昭和60年3月25日、善通寺市議会において善通寺市非核平和都市宣言が決議されました。
 これは、善通寺市議会で、議員提案により採択され、決議されたものです。

善通寺市非核平和都市宣言

 世界の恒久平和を実現することは、人類共通の願いである。しかるに今日、米ソ超核大国を中心とした核軍拡競争は、拡大均衡を目指すという口実でますます激化し、世界の平和と安全に重大な脅威と危機をもたらしている。また、この核軍核と表裏一体となって、地球の環境破壊と第三世界の餓死は、現実に加速度を増している。
 わが国は、世界唯一の核被爆国として、広島、長崎の惨禍を人類の上に決して繰り返させてはならない重要な責任を持つものである。
日本国憲法の精神に基づくわが国の平和と安全こそが、地方自治の根本条件である。
 よって、平和を愛し、人類の共存を願う立場から、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶と、憲法にうたわれている平和的生存権の確立のため、ここに非核平和都市宣言を行うものである。

                     記

1 善通寺市は、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴える。
2 善通寺市は、「核兵器をつくらず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則を将来ともに厳守する。
3 善通寺市は、将来にわたって戦争の悲惨さを伝え、平和を守る行政を行う。

 以上決議する。

  昭和60年3月25日

                                 善通寺市議会