令和5年中讃地区救急総合シミュレーション訓練In善通寺市消防署

　令和5年11月15日に中讃地区救急総合シミュレーション訓練が開催されました。昨年までは善通寺市消防本部のみで実施していましたが、今年は通信指令業務の共同運用を行っている丸亀市消防本部・多度津町消防本部と合同で訓練を実施しました。また、昨年までと同様に香川県立中央病院の乙宗医師にも参加を依頼し講評をしていただきました。

善通寺市消防本部から参加した訓練隊のコメント
　今回の想定は、高齢男性が数日前から動けない症例で訓練を実施しました。初期評価からある程度の病態を予想し、観察や問診によって予想される病態を絞ることができた点は、これまでの訓練の成果が発揮できたのではないかと思います。しかし、隊員間の情報共有が少しできていない部分があったため、これからの訓練で改善していきたいと思います。
　初の合同訓練と言う事もあり、訓練当日まではとても緊張しました。しかし、訓練に参加した後は、訓練を通して自分自身のレベルアップや他本部の隊員と意見交換ができ、とても有意義な時間であったと感じ、次回も参加したいと思いました。

香川県立中央病院　乙宗医師のコメント
　3消防本部合同の救急総合シミュレーション訓練に参加しました。今回は3消防本部合同であったため、様々な観察方法を見ることができてよかったと思います。今回の訓練ででた改善点などを各隊で話し合って、指導救命士を中心に訓練を行い、技術や知識の向上に努めて欲しいです。