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花火遊びに気を付けましょう
楽しい花火 事故無く安全に遊ぶ
花火は危ない!?
夏の身近な風物詩のおもちゃ花火ですが、花火の原料は火薬です。そのため安全については2つの側面からの対策が必要です。ひとつは、製造する業界側の安全対策と徹底した品質管理。もうひとつは、使用する側の正しい使い方と注意事項の遵守、積極的商品知識の徹底です。気軽に楽しめる花火も使い方を誤ると火災や火傷等の事故に繋がります。事故が起こらないように十分注意して、楽しい思い出にしましょう。
事故無く花火で遊ぶには?
安全な製品を購入しましょう
夏が近づくとスーパーやホームセンターに花火が並び、誰でも簡単に購入することができます。インターネット上でも花火を販売しており、実際の商品を見ることなく花火を購入することもできます。簡単に購入できるからこそ消費者は安全な商品を選ぶことが大切です。公益社団法人日本煙火協会では、おもちゃ花火に品質の安全基準をもうけ、厳正な検査を行っています。検査所の厳正な検査をパスした花火にはSfマークが表示されています。火薬を使用している以上絶対に安心できるとは言い切れませんが、花火を選ぶときは参考にしてください。
ルールを守りましょう
おもちゃ花火には手に持つものや地上に置くもの、回転する花火や飛しょうする花火、打ち上げ花火等様々な種類があります。花火ごとに遊び方が異なり、注意事項も違います。花火遊びをする前に花火に書かれてある遊び方の説明をよく読み、必ずルールを守りましょう。ルールを守ることが事故無く花火を楽しむ1番のポイントです。
花火を安全に遊ぶために
1 遊び方をよく読んで必ず守る
2 燃えやすいものがない、広く安全な場所で遊ぶ
3 風の強い日には遊ばない
4 水バケツを用意し、使った花火は水につける
5 子どもだけでなく、必ず大人と一緒に遊ぶ
マナーも大切です
深夜の花火遊びや後片付けをしない等、花火で遊ぶ場所の周辺住民への迷惑問題が深刻化しています。花火遊びの迷惑行為が発端の傷害事件も発生しており、周辺住民への配慮は花火遊びでの必須項目です。ルールを守るのはもちろんのこと、マナーアップにも努めましょう。
花火遊びのマナー
1 花火遊びの時間と場所は他の迷惑にならないようにしましょう
2 花火は煙が発生するため、風向きにも注意しましょう
3 花火が終わったら花火のごみは必ず持ち帰りましょう
火遊びによる火災を防ぐ
火遊びによる火災に気をつけましょう
火遊びによる火災は、ライターによるもの最も多く、次いでマッチ、火のついた紙となっています。好奇心が旺盛な子どもは、火の恐ろしさを知らないうえに、やってはいけないと言われていることを行うスリルを目的に、興味本位で火遊びをしてしまいます。 また、いけないことをしているという認識があるだけに、大人のいない場所や人目のつきにくい場所を選ぶので、火災に発展した場合に発見が遅れたり、甚大な被害に拡大してしまうこともあります。火遊びによる火災を未然に防ぐためにも、大人が子どもたちに対して正しい火の取扱い方や火災の恐ろしさを教える必要があります。火を使う前は、子供たちと火の取扱い・火災の恐ろしさについて話し合うようにしましょう。
子どもの火遊びによる火災防止のポイント
1 子どもだけを残して外出しない
2 ライターやマッチを子どもの手の届くところに置かない
3 子どもだけで火を取り扱わせない
4 火遊びをしているのを見かけたら注意する
5 火災の恐ろしさ・火の取扱いについて教育する
