令和５年救急隊員総合シミュレーション訓練

令和５年救急隊員総合シミュレーション訓練

～香川県MC医師を招き実施～
   

１年間の救急訓練の総まとめとして２症例実施し、指導救命士及び香川県MC医師より以下のとおり講評いただきました。

香川県MC医師コメント
２年ぶりに善通寺市消防本部の総合シミュレーション訓練に参加しました。２年前の総合シミュレーション訓練に比べると想定付与者、訓練実施者ともに質が上がっていると感じました。今後も指導救命士中心に訓練を重ね、さらに技術や知識の向上に努めてほしいです。

指導救命士コメント
​総合シミュレーション訓練実施に向け、今までよりも質の高い救急活動を目指して指導救命士を中心に1年間訓練に励んできました。この訓練は今回で５回目を迎えますが、2年ぶりに香川県メディカルコントロール協議会の医師を講師として招き実施しました。1症例目は、身体所見の写真や呼吸音等の音声を事前に準備し、訓練実施者が実際の病態をイメージしやすいように工夫することで、今までよりも実際の現場活動に近い観察を行うことができました。2症例目は交通事故を想定した訓練内容であり、今回初めて救急救助指令から出動しドクターヘリの要請、医師引継ぎまで一連の流れを屋外で実施しました。2年前にも講師として参加して頂いた香川県立中央病院乙宗医師から、前回よりも訓練の質が向上していると評価していただいたことはとても嬉しく、自信にもなりました。社会情勢が変化する中、救急現場や市民のニーズも刻々と変化しています。今後も質の高い訓練を目指し、市民の気持ちに寄り添いながら、救命率の向上を目標に訓練に励んで参りたいと思います。

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