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マイナンバーカードを活用した救急業務(マイナ救急)の実証事業を実施します

ページID:0056991 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

救急隊がマイナンバーカードの情報を使って救急活動を実施します

 救急活動中に傷病者のマイナンバーカードを使用して、傷病者の医療情報を閲覧することによって救急業務の迅速化などの実証事業を実施します。

 これは、総務省消防庁が実施する事業で、令和7年度中に全国全ての消防本部で機器が整い次第順次開始されます。

 

1 実証事業の内容

 傷病者のマイナンバーカードを活用して、救急隊は専用端末で傷病者に関する医療情報を閲覧します。閲覧した情報などを元に、医療機関の選定などに役立て、適切な医療機関への早期搬送につなげます。

2 何を準備すればいいのか?

 健康保険証の利用登録を完了しているマイナンバーカードを用意していただく必要があります。本実証事業に御協力いただくため、マイナンバーカードの携行が必要です。また、マイナンバーカードの情報閲覧は本人の同意を必要としますが、意識がない場合などは状況によって本人の同意が得られなくても、情報を閲覧することがあります。

3 どんな情報を見るのか?

 救急隊は医療機関の選定に必要な情報である傷病者の病歴、受診歴、飲んでいる薬の情報として、「診療情報」、「薬剤情報」、「手術情報」、「特定検診情報」を閲覧します。通常、傷病者本人やその家族から口頭で傷病者情報を聴取していますが、息が苦しいなどで会話が難しい、すべての薬を覚えることが難しいなどで、救急隊が正確な情報を得られない場合が多くありますが、マイナンバーカードを活用することにより、迅速に情報を得ることが期待できます。

4 どんな効果があるのか?
 救急隊がマイナンバーカードから情報を閲覧することで、傷病者本人の情報が正確に伝わり、病院選定や搬送中の応急処置が適切に行えます。また、搬送先医療機関では治療の事前準備を迅速に行うことが可能になります。

 

 

マイナ救急イメージ図