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善通寺市デジタルミュージアム 野田院古墳(有岡古墳群)

ページID:0000688 更新日:2013年12月4日更新 印刷ページ表示

野田院古墳(有岡古墳群)

善通寺市デジタルミュージアム 野田院古墳の全景はこちら(360°パノラマビューウォーク)

野田院古墳(有岡古墳群)写真

 鶴ヶ峰の南のふもとにある樽池のほとりの大型案内板を目印に、大麻山に向かって林道を上がっていくと、標高400m、直径200mの窪地に野田院古墳があります。
 野田院古墳は、3世紀後半につくられた全長44.5mの前方後円墳です。前方部は長さ23.5m×最大幅13m×高さ約1.6mで、盛り土をした後に表面に石を置き、後円部は直径21m×高さ約2mで石だけを積んでつくった「積石塚」になっています。
 平成9年(1997年)からの発掘調査では、それまで確認されていた堅穴式石室の他にもうひとつの石室が発見され、ガラス玉や鉄剣、土師器(はじき)などが出土、古墳の周囲からは壷形土器が数多く出土しました。こうした副葬品は弥生時代の特徴をもつもので、もっとも古い時代の古墳と考えられます。
 また、中世には野田院という山岳仏教寺院があったといわれています。

野田院古墳(有岡古墳群)航空写真写真

整備前写真

所在地

善通寺町(大麻山山上)
JR善通寺駅から車で約30分。
大麻山にある善通寺市キャンプ場の隣。

野田院古墳(有岡古墳群)地図

■所有者 文部科学省(文化庁)