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善通寺市デジタルミュージアム 善通寺伽藍 五重塔
善通寺伽藍 五重塔
善通寺市のシンボルである五重塔。街角でふと出会い、あるいは高台からまちを見下ろす時に見える姿は、まちへの愛着と誇りを感じさせてくれます。
五重塔は舎利塔、お釈迦様のお骨を納める建物で、地・水・火・風・空の五大を表して5層につくられています。弘法大師が創建した五重塔は焼失、1845年に再建の綸旨をうけたのち長い年月を経て、塔の先端にある相輪が完成し、落慶供養の済んだ明治35年(1902年)に現在の塔が完成したとされています。それでも香川県に現存する五重塔の中で最も古く建てられたものです。三間四方、1mの基壇に高さ46m、総けやき造りの堂々としたつくりです。
五層に大日如来を安置し、まわりの4本の柱にはそれぞれ阿しゅく 、宝生(むろう)、阿弥陀(あみだ)、不空成就(ふくうじょうじゅ)を祀っています。
所在地
善通寺町3-5
JR善通寺駅から歩いて約15分。
総本山善通寺東院にある。