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善通寺市デジタルミュージアム 山里庵(西行庵)

ページID:0050861 更新日:2015年10月26日更新 印刷ページ表示

山里庵(水茎の岡・西行庵)

善通寺市デジタルミュージアム

西行庵写真

 曼荼羅寺と出釈迦寺を結ぶ道の中ほどを、火上山(ひあげやま)にむかう小さな標識を目印にみかん畑を上っていくと、丘の中腹に山里庵(西行庵)はあります。
 歌僧・西行法師が四国を訪れたのは仁安2年(1167年)、50歳の時でした。善通寺では玉泉院の久松庵とこの「水茎の岡」といわれる山里に庵をかまえました。当時住んでいた小さなお堂は朽ち果ててしまいましたが、その後3回再建され、最近では昭和63年(1988年)に地元有志が浄財を集めて再建、平成元年(1989年)の西行800年忌とともに落成式を行いました。
 小さな石の橋を渡ると竹藪の中に二間四方の小さな庵があります。そばには西行法師の歌が刻まれた歌碑と西行法師を偲(しの)ぶ中河与一作の歌碑がひっそりと建っています。

西行法師の歌
「山さとにうき世いとわむ友もがな くやしくすぎし昔かたらむ」
「山里に秋の来にしと思ひしか 苦しかりける木枯の風」
「山里に人来る世とは思わねど とはるることのうとくなり行く」 など

中河与一作の歌
「西行がい保里せし跡希典が うえしホルトの繁り居り今」

所在地

吉原町三井之江
出釈迦寺から歩いて約5分。
車では曼荼羅寺から南へ、山に向かって上がる。

地図