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善通寺市デジタルミュージアム 金倉川

ページID:0000719 更新日:2013年12月4日更新 印刷ページ表示

金倉川

善通寺市デジタルミュージアム

金倉川イラスト  金倉川航空写真

川の長さ20.5km、流域面積60.2k平方メートル。満濃池に源を発し、丸亀平野の西部を南北に流れています。満濃町~琴平町~善通寺市と流れ、丸亀市西部で瀬戸内海へ注いでいます。氾濫することが多く、琴平町と善通寺市の境付近から下流は両岸に延々と堤防が続き、かつて両岸に見られた薮は、金蔵寺町の樫薮にわずかに残るばかりとなりました。この付近は、扇状地の末端にあたり、出水(ですい)がたくさんあります。専門家の調査によると、川の流れと地表の傾斜分布が一致していないので、もともとの流れとは違って現在の川筋があるといいます。だから、川筋がよく変わるのでしょうか。この川は満濃池の潅漑(かんがい)用水として人工的に作られたという説もあります。
 町と駅の名は「金蔵寺(こんぞうじ)」、寺は「金倉寺(かなくらがわ)」と書いて「こんぞうじ」、川は「金倉川」と呼びます。承平年間に作られた「和名抄」には「那珂郡金倉郷(なかぐんかなくらごう)」の名前が残されています。
雨乞いの太鼓から世界に飛び出した龍神太鼓(りゅうじんだいこ)
 善通寺を南から北に流れる金倉川は農作物を育てる恵みの川ですが、かつては龍川と呼ばれたほど人々の生活をおびやかす暴れ川でした。村人たちは、この川の災害を龍神の怒りだと考え、怒りを鎮めるため、豊作を願うため、さまざまな行事を行ってきました。
 昭和47年(1972年)に発足した善通寺龍神太鼓は、かつて雨乞いの祈りを込めて打ち鳴らしていた太鼓を若者たちが継承し、ふるさとの歴史を未来に伝える文化財として生まれ変わらせたものです。格調高く打ち鳴らす太鼓組曲は、「善龍」と「悪龍」が絡み合うさまを表現し、発展する善通寺市を象徴する曲となっています

龍神太鼓写真

 

 

 

 

 

所在地

大麻町~与北町~金蔵寺町

金倉川地図