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善通寺市デジタルミュージアム 香色山経塚群
香色山経塚群
善通寺の背後にある香色山山頂から発見された経塚群です。経塚とは、平安時代から鎌倉時代にかけて仏教が衰退した時期に、経典が滅亡してしまうのを恐れた当時の人々がお経を納めた塚のことです。山頂からは平成7年に4基の経塚が発掘されました。中でも1号経塚は、上下2段構造の石郭(柱状の石を組み合わせて作る部屋)が作られており、全国初発見ということから大きな話題となりました。現在は埋め戻されて保存されていますが、出土位置がわかるような表示や説明板が取り付けられています。県の指定文化財(史跡)です。
所在地
善通寺市善通寺町1050-1
JR善通寺駅から歩いて約20分。
総本山善通寺の駐車場の前、五智院から上る登山道がある。