本文
善通寺市デジタルミュージアム 善通寺伽藍 南大門
善通寺伽藍 南大門
総本山善通寺の東院は赤門、南大門、中門の3つの門に囲まれていて、創建当時にはこの位置に伽藍がありました。その頃の敷地は58,000坪近くあり、現在の2倍以上の広さに15の大きなお堂が建ち並んでいたと推測されています。現在の東院の伽藍配置は創建当時を手本としており、善通寺旧境内として県の指定史跡になっています。
南大門をくぐって東院に入ると正面に見えるのが金堂です。金堂は貞享年間(1684~87年)に再建されたもので、七間四面の二層楼、本尊は薬師如来です。旧本堂は永禄の兵火で、空海自作の本尊とともに焼け落ちましたが、仏師・運長の手によって元の本尊の焼け残りを胸に納めた現在のものに生まれ変わりました。
所在地
善通寺町3-5
JR善通寺駅から歩いて約15分。