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善通寺市デジタルミュージアム 御館神社古墳
御館神社古墳
御館神社境内に残る。戦後の社殿改修時に墳丘南側が大きく削平された。墳丘上には昭和60年頃まで松の巨木が数本生えていたが枯死してしまい、墳丘の流出が著しくなったため、平成4年に発掘調査が行われた。その結果、直径25.4mの円墳で斜面には葺石が敷かれていた。主体部は板石を積んだ竪穴式石室であったが、削平のため南半分が破壊されており、残存状況が良好な箇所でも4~5段しか残存していない。副葬品は確認出来なかった。石室の形態などから4世紀前半の築造と推測されている。
所在地
善通寺町3151-1ほか
県道善通寺大野原線沿い。
宮が尾古墳の北東側にある石段を登る。