本文
善通寺市デジタルミュージアム 善通寺 済世橋
善通寺 済世橋
善通寺裏門の前を流れる弘田川に架かる橋です。昭和17(1942)年に架けた橋が老朽化したため、昭和54(1979)年、河川改修に合わせて架け替えられました。その際、中国の天津橋を模して石のアーチ橋としました。この天津橋は607年、隋の煬帝が洛陽城を築いた時に、宮城の正面に流れる水を天の川に見立てて「天津」と名付けたと言われています、東洋最古の石造アーチ橋です。弘法大師も渡ったと伝えられています。「済」の漢字には「渡す」という意味と、「救う」という意味があります。
所在地
善通寺町3-5
JR善通寺駅から歩いて約20分。
総本山善通寺の誕生院(西院)から裏手の駐車場に出る際に渡る橋。