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「令和4年度の実績と市税外滞納金回収の取組みの成果」について
令和4年度の実績と市税外滞納金回収の取組みの成果について
令和4年度債権管理課の実績を報告します。
1.令和4年度の滞納残高減少実行目標及び実績について
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(1)目標設定基準値及び実行目標額
A・現年度滞納繰越圧縮目標設定額→[基準値:前年度滞納繰越発生額の3%以上の圧縮額] → 所管課実行目標 6,503万円
B・過年度滞納債権集める目標設定額→[基準値:前年度滞納繰越発生額の3%以上の集める額] → 所管課実行目標 6,719万円
C・令和4年度滞納残高減少目標額→216万円(A-B)となり期末滞納残高では7,551万円の設定となりました。
(2)集める実績
・滞納残高は2,400万円となりました。[(イ)+(ロ)] <===(前年度比5,367万円(69.1%)減)
内訳 (イ) 現年度の滞納繰越発生額 1,161万円 (前年度比 5,455万円の減少)
(ロ) 過年度の滞納残高 1,239万円 (前年度比 88万円の増加)
(参考 不納欠損額(内数) 260万円 (前年度比 51万円の増加)
(注) 債権管理課の集める実績は、平成19年度から所管課別に集計していますが、
今回の資料は(平成25年度からの)10年間の集計としています。
2.基本的な取組みは
(1) 市民に対して、公平で公正をモットーに、
[P(計画)・D(実行)・C(検証)・A(改善)・T(トップ会議~年3回、市長以下、関係部長が報告会議に出席) ] を基本手法として
実行しています。
(2) 悪質滞納者の受付・相談窓口を債権管理課に一本化して交渉をしています。
(3) 各課に重複する滞納者情報の共有化(公債権以外の滞納者は「個人情報調査及び照会同意書」への署名を求める)に
取り組んでいます。
(4) 支払い不履行者には、債権管理課による支払督促等の法的処置で滞納金の回収の強化をしています。
(5) 滞納金の回収目標を数値化し、月例会(年3回はトップへの報告会)において進みぐあい等の報告を実施しています。
3. 令和5年度の滞納残高減少目標及び具体策について
令和5年度 回収施策
“二刀流! 現年・過年 抑止作戦!”
(1) P・D・C・A・Tサイクル を基本ベースに、期末滞納残高の目標値を 2,229万円とします。
(2) 各課は、「督促8段階手法」のマニュアルに沿って書面の送付と効果的な電話催告で新規滞納の発生防止に取り組む。
滞納者に対する早期督促・催告等の「督促8段階手法」を習得し、
現年度は、前年度滞納繰越発生額以上の圧縮
過年度は、前年度滞納繰越発生額以上の滞納債権を集める
令和4年末で滞納残高が“0”となった課については、
今年度末の滞納繰越発生額を“0”とする。
以上、平成19年以降の基本的な取組を継続するとともに、更に市税外滞納金の削減目標を定めることにより、
更なる市民への「公平で公正な取組み」を目指して適正な債権管理を行なっていきます。
記
表題 市税外滞納金回収に専門集団 『滞納を無くして楽しい生活を!』
項目
[1] P・D・C・A・T サイクル(基本手法)
[2] 善通寺市 債権管理課の歩み
[3] 第1章 経緯 / 第2章 環境 / 第3章 展望
[4] 「平成17年度から令和4年度まで ~ 年度別滞納残高の推移 ~」
[5] 「平成25年度から令和4年度まで ~ 滞納債権の回収の記録 ~」 年度別(現年・過年・合計) 調定・収納状況
[6] 滞納債権管理の組織図(変遷)
[7] 滞納債権回収の流れ
[8] 督促8段階手法事項
[9] 未納はありませんか!!「相談窓口」