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「十二通りの獅子」(香川県の民俗芸能-平成八・九年度 香川県民俗芸能緊急調査報告書- 平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より)
地元では「もみすり」といわれているそうです。もみをするように獅子頭をあげて使うそうです(平成27年アンケート調査より)。
獅子舞は掛け声「そーりゃ」ではじまります。
獅子(二)、太鼓、小太鼓、鉦(かね)、高張、幟(のぼり)、天狗、太鼓打ち。(香川県の民俗芸能-平成八・九年度 香川県民俗芸能緊急調査報告書- 平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より)
平成26年取材で確認できた態様として、宮づかいの際に獅子2頭、和太鼓4つ、平(地)太鼓2つ、鉦(かね)3つを用いていました。
幟1、高張提灯、烏天狗面5、和太鼓2、平太鼓1、鉦1、花笠という構成だそうです。一方で、吉田八幡では和太鼓4、鉦1、平太鼓2で使い、皇子神社前では和太鼓6、鉦2、平太鼓2で使います。(平成27年アンケート調査)
2024年に新調した獅子の写真をいただきました。
2017年の写真です。
皇子獅子組は善通寺市内の獅子組で最も気合の入っている獅子組の一つです。
頭曰く、「おそらく漢のみでしてる獅子組だと思います」・・・とのことです。
宮づかいでの写真です。
皇子の森で、ひときわ華やかな舞でした。
2024年の様子です。
空海まつりでの写真です。
2014年度の宮づかいの写真です。
油単の絵(風神)を見て推測できるかもしれませんが、きちんと雷神の油単をつけた獅子もおり、本来二頭で舞うようです。今年度の宮づかいの写真です。
皇子での宮づかいです。
ここからは2014年度の村づかいの様子です。
2024年の様子です。
2024年の空海まつりの様子です。