42）ぜんつうじの獅子舞（金蔵寺本村獅子組）

42）獅子舞（金蔵寺本村獅子組）

獅子舞の内容

牡丹くずし（寝ぐら獅子）です。獲物を食べて満腹となり、のこりの獲物を持ち帰り、一眠りしたあとに再び食べ始めるという舞だそうです。（香川県の民俗芸能－平成八・九年度　香川県民俗芸能緊急調査報告書－　平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より）

獅子舞に用いる道具・構成等

太鼓、高張、幟、天狗。太鼓打ち。（香川県の民俗芸能－平成八・九年度　香川県民俗芸能緊急調査報告書－　平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より）

動画（平成27年円珍乃木まつり）

写真

金蔵寺本村獅子組です。
今年から油単がかわりました。

まずは平成27年円珍乃木まつりの様子です。

平成25年香川県広報コンクールにおいて広報写真部門一枚写真の部で最優秀賞をとった写真です。

金蔵寺の獅子頭の写真です。
まずは宮づかいの時に用いる「本獅子」とよばれる獅子の獅子頭です。

つぎは白獅子といわれる獅子の頭です。冒頭の獅子はこの頭です。

そして最後は「黒獅子」と言われる獅子の頭です。

黒獅子の村づかいでの写真です。白獅子とおなじ油単です。

本獅子の神事場での舞です。油単は黒一色です。迫力のある獅子ですね。

空海まつりでの金蔵寺獅子組です。

平成28年度には夜習いの会場にお邪魔しました。

年長者から、指導の言葉が飛びます。指導の言葉は少し厳しめですが、舞っている二人は、真剣にその内容について耳を傾けていました。

練習会場を何度か見てきましたが、このような床のラインは初めて見ました。

このラインを参考に牡丹の舞を覚えるようです。

こちらがそのライン上での動かし方を記した資料です（平成29年詳細を「善通寺市内獅子舞の流派」のページに掲載しました。）非常に参考になります。こうした資料は代々受け継いで行ってほしいですね。

この日は比較的人数が少なかったようですが、それでもこれだけの人数が集まりました。この地域の結びつきの強さを感じます。こうした、古き良きつながりの中でコミュニティ内の絆を強めてほしいです。

多くの人が参加している活気のある獅子組でした。撮影協力、写真提供いただきありがとうございました。