本文
いかり獅子で、曲舞だそうです。(香川県の民俗芸能-平成八・九年度 香川県民俗芸能緊急調査報告書- 平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より)
獅子頭(二)、太鼓、高張、鉦、太鼓うち、幟。(香川県の民俗芸能-平成八・九年度 香川県民俗芸能緊急調査報告書- 平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より)
油単は紫がかった紺色をベースとしており、椿唐草と獅子をデザインしています。
宮の中で曲とよばれる舞を披露します。
角獅子組の獅子は前掛けを前の使い手に結ぶスタイルの一体感のある油単を用いています。
ここからは昨年の神事場の前での舞の様子です。
また、前掛けは腰に結びつけ、脚の衣装もそろえてあります。一体感がありますね。
神事場での舞は、この地域独特の「ごだん」(文字は各種あるようなので、ひらがな表記とさせていただきました)というものです。この舞は非常に長い時間をかけるので、獅子を遣う人も大変だと思います。
各地区で獅子舞と言えば、軽トラックがつきものだと思いますが、与北の車両は普通車のトラックで、幌どころか社(やしろ)をとりつけます。次の写真の右奥がそれにあたります。提灯を下げ、雨天対策も完璧です。地区によっては彫刻の飾りを施しているものもあります。
ここからは昨年11月3日の空海まつりでの写真です。
昨年の空海まつりのあとに、村づかいをしていたので写真を撮らせていただきました。
取材協力ありがとうございました。