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46)善通寺の獅子舞(西村若連中獅子組)

ページID:0017500 更新日:2015年12月10日更新 印刷ページ表示

46)獅子舞(西村若連中獅子組)

獅子舞の内容

いかり獅子で五段(能)、いかり(曲)という舞があるそうです(平成27年アンケート調査)。

いかり獅子、五段。獅子の生涯を舞うそうです。(香川県の民俗芸能-平成八・九年度 香川県民俗芸能緊急調査報告書- 平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より)

明治40年ごろ木徳から獅子を教わり、和霊神社の夏祭り、皇美屋神社の秋祭りで奉納されるようになったそうです。明治44年ごろ合祀し、与北中の獅子を奉納したことが始まりで今日に至っています(平成27年アンケート調査)。

舞は「たいこぶちさんおはじめな」という掛け声で始まります(平成27年アンケート調査)。。

獅子舞に用いる道具・構成等

幟1、高張提灯、天狗猿田彦1、和太鼓2、鉦1、花笠を用いています(平成27年アンケート調査)。

獅子頭(二)、太鼓、大小の鉦、童太鼓、天狗。(香川県の民俗芸能-平成八・九年度 香川県民俗芸能緊急調査報告書- 平成十年三月瀬戸内海歴史民俗資料館の調査より)

写真

与北西村獅子組です。

まずは平成28年度、讃岐宮春季例大祭の写真です。

西村獅子組春季例大祭写真1

平成27年度の皇美屋神社の中での舞の様子です。

2015年西村獅子組獅子舞写真25

こちらでは曲という舞を見ることができました。

2015年西村獅子組獅子舞写真1

2015年西村獅子組2

皇美屋神社の獅子舞では、
宮入りして本殿前で最初に舞う「舞出し」に、いかり(曲)を舞います。この舞は派手な舞です。

次に神事場で五段(能)を舞います。この舞はおっとりとしたもので、寝獅子とも言います。

そして、神社にもどり「舞込み」として、本殿前でいかり(曲)、五段を使う前に中食をとって二曲続けて使います。

2015年西村獅子組獅子舞写真2

夜9時過ぎまで舞うので隅(すま)提灯を四隅にともし、2人入ったまま一時間近くつかいます。西村獅子組では外部からの交代はしないそうです。

2015年西村獅子組獅子舞写真4

2015年西村獅子組獅子舞写真8

2015年西村獅子組獅子舞写真12

2015年西村獅子組獅子舞写真17

2015年西村獅子組獅子舞写真30

余談ですが、皇美屋神社の獅子組はトラックに獅子舞の道具を積んで移動する際、このような屋根をつけています。
皇美屋神社独自の文化です。力が入っていますね。

2015年西村獅子組獅子舞写真20

2015年西村獅子組獅子舞写真21

2015年西村獅子組獅子舞24

2015年西村獅子組写真27

ここからは昨年の神事場での舞です。こちらでは五段を見ることができます。

頭は唐獅子ですね。立派なつくりです。

与北西村獅子組獅子頭

神事場での舞は、この地域独特の「五段」というものです。この舞は非常に長い時間をかけるので、獅子を遣う人も大変だと思います。

与北西村獅子組獅子舞2

太鼓は二つ、鉦は一つで、五段の時はこのように肢をたたみその上に太鼓をおいて一時間ほど舞うようです。
頭が立派なので、使い手は相当しんどいとおもいます。

与北西村獅子組獅子舞写真6

西村獅子組獅子舞8

与北西村獅子組獅子舞4

油単は武者ものですね。八幡太郎がデザインされています。

与北西村獅子組獅子舞写真5

西村獅子組獅子舞9

撮影・アンケートに協力いただき、ありがとうございました。