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令和7年度 子宮頸がん(HPV)予防接種について

ページID:0047643 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

【重要なお知らせ】キャッチアップ接種期間の延長について

キャッチアップ接種は、当初、令和7年3月31日で終了予定でしたが、令和6年の夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種された方については、接種期間が令和8年3月31日まで延長され、残り接種回数(1回または2回)を無料で完了できるようになりました。

対象者

平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性(※1)のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方

※1
令和6年度のキャッチアップ接種対象者は、平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性ですが、令和6年度に高校1年生相当である平成20年4月2日から平成21年4月1日生まれの女子についても、キャッチアップ接種期間延長の対象者に含まれます。

延長となる期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日までの1年間

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮の頸部という子宮の出口に近い部位にできるがんです。

子宮頸がんは、若い世代の女性のがんの中で多くを占めるがんです。

子宮頸がんのほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染で生じることが発見されています。HPVには200種類以上のタイプ(遺伝子型)があり、子宮頸がんの原因となるタイプが少なくとも15種類あることがわかっています。

HPVは、女性の多くが“一生に一度は感染する”といわれるウイルスです。
感染しても、ほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。
現在、感染した後にどのような人ががんになるのかわかっていないため、感染を防ぐことががんにならないための手段です。

また、ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。

HPVワクチンの予防接種について

HPVワクチンは、平成25年4月より定期予防接種として実施されていました。しかし、ワクチンとの因果関係が否定できない持続的な疼痛が、接種後みられたことから、定期接種を積極的に勧奨すべきではないとされ、厚生労働省により積極的な接種勧奨の一時差し控えが決定されていました。

しかし、最新の知見を踏まえ、改めてワクチンの安全性について特段の心配が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを上回ると認められました。これに伴い、令和3年11月の国の通知に基づき令和4年4月より子宮頸がん(HPV)ワクチンの個別勧奨を再開することとなりました。

標準的なワクチン接種スケジュール

現在、定期予防接種として選択できるワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス)・4価ワクチン(ガーダシル)・9価ワクチン(シルガード9)の3種類です。
一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって接種するタイミングや回数が異なります。3種類いずれも、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
※2価(3回) 1か月の間隔をあけて2回接種、1回目の接種から6か月の間隔をあけて3回目を接種
※4価(3回) 2か月の間隔をあけて2回接種、1回目の接種から6か月の間隔をあけて3回目を接種
※9価(2回) 6か月の間隔をあけて2回接種
※9価(3回) 2か月の間隔をあけて2回接種、1回目の接種から6か月の間隔をあけて3回目を接種 

 

 
ワクチン 回数
2価・4価 3回
9価

小6~14歳 2回

15歳以上   3回

 

対象者

予防接種を受けた方へ

予防接種を受けたあとは、体調に変化がないか十分に注意してください。

予防接種後健康被害救済制度

定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、因果関係を審議し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。
予診票の再発行や県外での予防接種を希望する場合など予防接種に関するお手続きについては、下記よりご確認ください。
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