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気象庁では、南海トラフ沿いで発生した異常な現象の観測結果や分析結果を発表する情報の名称を「南海トラフ地震臨時情報(調査中・巨大地震警戒・巨大地震注意・調査終了)」及び「南海トラフ地震関連解説情報」として発表することとしています。(参考)気象庁HP「地震情報について」
気象庁は、令和7年1月13日21時19分に日向灘で発生した地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているとして、南海トラフ地震臨時情報(調査中)を発表し調査をしましたが、今回の地震は南海トラフ地震防災対策推進基本計画で示されたいずれの条件にも該当せず、南海トラフ地震の発生可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる現象ではありませんでした。
しかしながら、大規模地震の発生する可能性が無くなったわけではありません。
平常時こそ地震に備えておき、いざという時に自分自身や家族の命を守るための避難行動を迅速にとれるように努めましょう。
(参考)善通寺市HP「今からできる地震の備え」
地震が発生する可能性がある場合は、あわてずに、次のことに注意して地震発生に備えましょう。
1. 火の使用は最小限度にとどめ、使用中の火のそばを絶対に離れないようにしましょう。
2. 消火器を用意したり、お風呂などに水をできるだけためましょう。
3. 家具類の転倒防止や家のまわりの点検をしておきましょう。
4. 食料、飲料水、薬、お金、懐中電灯、ラジオなど非常持ち出し品をチェックしましょう。
5. 避難情報が発令される可能性があります。正しい情報の入手方法をチェックしましょう。
6. 避難経路を確認しましょう。
7. 家族の安否確認手段を決めておきましょう。
8. 動きやすい服装に着替え、夜もそのまま寝ましょう。
あわてる必要はありません。家族の安全を確認しながら落ちついて行動しましょう。
・南海トラフ巨大地震及び「南海トラフ地震臨時情報」に関する(マンガ・リーフレット)
・南海トラフ巨大地震及び「南海トラフ地震臨時情報」に関する(動画)